おうちの食事が美味しいことが大切な5つの理由
以前、食事に関する雑誌で、お母様が料理研究家という方が、子供時代を振り返って、
”家のごはんが本当に毎日おいしかったから、グレる理由がみつからなかった”
というふうなことをおっしゃっていました。
なるほどなあ、と思いました。
「胃袋をつかむ」という言葉がありますが、まさにその通りなのでしょう。
私は料理が苦手で、毎日面倒に思っていますが、
諦めずに頑張って上手になろうと思い始めたのは、この文を読んだことが大きいです。
お金をかけて外で食べるのが楽しい、デパチカで買ってきたものが美味しい。
のもたまにはいいですが。
ママ(もしくはパパ)が作る、”おうちの食事”が美味しいことがやっぱり大切。
その理由として挙げられるのは
1、家族みんなが、自然と共通の楽しみな時間を持つことが出来る。
心の安定にもつながり、子供が成長しても会話が弾む。
2、1人で食べても別に同じ。外食でもいいし、コンビニでもいいや、と
家族から離れた時間をもつ理由を1つ減らせる。
3、経済的にも良い(外食の、材料費に上乗せされた人件費・手間賃は相当なもの)
4、準備する側も、家族が楽しく美味しく食べてくれるのが嬉しい。
そういう気分のママ(もしくはパパ)の発する準備の雰囲気、片付けの雰囲気に
”良いオーラ”が出るので、手伝おうか?とか家族で協力する流れが出来てきたりす る。
5、”家庭の味”は一生記憶にしみついていく。
子供が成人して家を出ても、しっかりと心を支えてくれる記憶になるはず。
と、このようなことがあります。
かといって、料理が本職とか得意な人ばかりではないし、私みたいに家事の中で1番後回しにしたいような苦手なママ・パパも沢山いると思います。
その上、忙しくてゆっくり料理本を手に取る暇さえなかなか無かったりするものですよね。
でもそれでも、イメージをもってその時間を作ろうと努力する姿は
きっと家族にも伝わっていくはず。
家族全員で食事をする回数は、延々と続くように思えるけれど
過ぎてみれば意外と少ないかもしれません。
楽しみながら、少しづつ積み上げていきたいものです。